認知症|医療法人春陽会サクラクリニック 内科・循環器科・外科・消化器科・小児科

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認知症

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認知症とは

認知症は日常生活に支障をきたすほど、知的な能力や社会的な能力が衰えてきた状態になります。これは脳の病気で単なる高齢になり老化した現象ではありませんが、高齢になるほど多く発症し、日本では65歳以上の約15%になんらかの認知症が認められます。

さらに2025年にはその割合は20%と1.5倍に増加します。その上、軽度認知障害(MCI)実に65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍といえることになりそうです。

認知症の診断

認知症の診断はいくつかの症状がそろうと付けられるもので、決して特定の病気を指すものではありません。例えば、内科的な疾患により認知症が現れることがあります。この場合は治療で回復することがあります。一方、アルツハイマー型認知症では治療を遅らせたり、一時的に改善させたりすることはできますが、長期的にみればその進行を止めることはできません。

認知症の予防1

アルツハイマー型認知症の発症には生活を取り巻く環境の影響が大きく関わっている事がわかってきました。脳の状態を良好に保つためには、食習慣、運動習慣、対人接触、知的行動習慣を意識した生活をすることが重要だといわれております。

食習慣

野菜や果物(ビタミンC、ビタミンE、Bカロチン)や魚(DHA、EPA)赤ワイン(ポリフェノール)などを摂取することを心がけましょう。※赤ワインは適度に摂取してください。

運動習慣

日々運動する習慣を心がけ、週に3回以上はウォーキングや軽いジョギング、水泳などの有酸素運動を積極的に取り入れましょう。

対人接触

地域のコミュニティーに参加したり、習い事や友達とランチにでかけたりなど常に対人と情報交換をするなどして人と接触する事を心がける。

知的行動習慣

本を読んだり、日記や文章を書く、将棋や囲碁などをする、美術館などに行ってみる。

睡眠習慣

起床後の2時間以内に太陽に光を浴びる。30分未満の昼寝。

このような事を心がけ日々生活する事でアルツハイマー型認知症の予防に効果があるとされています。

認知症予防2

生活習慣とは別で脳機能を集中的に鍛える事が発症を送らせる為に効果的な方法であることがわかってきました。認知症という病気に至る前の段階でエピソード記憶、注意分割機能、計画力の認知機能の低下がみられます。

よってこれらの機能を鍛える事により、認知機能の低下の予防へとつながります。

エピソード記憶

2、3日前の自分の行動を思い出して日記をつける、家計簿をつける。

注意分割機能

料理をする時など何品か同時進行で作る。人と話をするときなど相手の表情や相手の気持ちに注意して話をする。

計画力

日々の生活の中で効率の良い買い物の計画を立てる、脳に刺激を与えるゲームをする(囲碁、将棋、オセロ)、等をすると認知症の予防につながるといわれています。

電話・インターネットによる自動受付順番確認ができます。

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