動脈硬化|医療法人春陽会サクラクリニック 内科・循環器科・外科・消化器科・小児科

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動脈硬化

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本来動脈はゴム管のように弾力があり、血液の流れにあわせ太くなったり、細くなったり伸縮するようになっています。この血管の中に(老化などで)石灰質がたまったり、高血圧によって長い間血管の内側から圧力がかかったりしていると、だんだんとガラス管のように血管が硬くなってしまいます。血管の壁の中にコレスレロールなどがたまりそれらの血管壁内に固まりを作ってしまう事があります。時には、突然の血管閉塞を来すこともあります。

動脈硬化治療

実際に狭心症や脳梗塞を起こしたり、動脈硬化が進んでいる方は血管が詰まるのを防ぐため血液を固まりにくくサラサラな状態にする薬や血管を広げてつまりにくくする薬を使用する必要があります。また、プラーク形成の原因となる脂質異常症を改善することで動脈硬化の進行を防ぐだけではなく、血管を正常の血管に近い状態に戻すことができるといわれています。

健康診断で少しでも異常値がでたら薬を飲まなければいけないのではなく、緊急でなければ日頃の食事や運動などの生活習慣を見直してみるべきです。しかししばらくして血液検査などの検査をしても改善できないようであれば、お薬での治療も大切な選択肢です。

血管の健康診断

血管の健康診断は、「血流依存性血管拡張反応(FMD)」という血管内皮機能評価の検査です。血管内の内側にある内膜の拡張率で血管の状態を測定します。健康で活発な血管ほどよく拡がるので、拡張率は高くなります。

検査の流れ

検査の流れ

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