1. 健診で尿糖陽性といわれたけれど、痛くもかゆくもないから放置している、という人はいませんか。
痛くもかゆくのないのになぜ治療しなければいけないのでしょう?
2. それはそのまま放置すると将来取り返しのつかない合併症を生じるからです。
有 名なものは目の網膜、腎臓、神経の障害(糖尿病の3大合併症)があります。
これらの障害は非常に小さく細い血管が障害されて起こります。
また、糖尿病では もっと太い血管の障害も起こりやすくなります。
その結果、脳梗塞や心筋梗塞の発症率が上がり、足にいく血管も詰まったりすることがあります。
3. 太い血管の障害は比較的糖尿病の早い時期から出現することがわかってきました。
ヘモグロビンA1cという血糖値を反映する数字を健診で検査することがありますが、その数字が正常範囲内でも
糖尿病予備軍といえる食後高血糖の方では動脈硬化がすでに進んでいる場合があります。
4. 糖尿病を疑われて当院を受診された方には腎臓や神経の合併症が起こっていないかどうかを確認するとともに
尿糖、尿蛋白、尿ケトン体、血糖、ヘモグロビンA1cやコレステロール、中性脂肪等を検査させていただきます。
5. 明らかに高血糖の方には食事療法、運動療法を指導させていただくとともに状況に応じて血糖降下薬を処方さ
せていただきます。
6. まだ軽症糖尿病あるいは糖尿病予備軍であろうという方には外来で糖負荷試験という検査をさせていただくこ
ともあります。
これによってご自分の高血糖がどのような原因によるのか、また今どのような病気のステージかを知ることが出
来ます。
7. 糖尿病はご本人の取り組み次第で数年後、数十年後の結果が大きく変わってきます。まずは面倒に思われず
医療機関でご相談を。






